世界の海には約30種類のクマノミがいるのをご存じでしょうか。
日本にはそのうち6種類が分布しており、沖縄はではその全6種類を見ることができます。
今回は沖縄で見ることができる下記6種類のクマノミをご紹介します。
- ①クマノミ
- ②ハマクマノミ
- ③カクレクマノミ
- ④ハナビラクマノミ
- ⑤セジロクマノミ
- ⑥トウアカクマノミ
①クマノミ
体に『2本』の白いラインが入っているのが特徴。
沖縄以外でも千葉や伊豆などでも見ることができ、最も広い範囲に生息している。
地域や場所によって黒味が強い個体がいたり、体色の変化が多いのも特徴です。
②ハマクマノミ
個人的には沖縄で最もよく見るクマノミだと感じます。
頭部に『1本』だけ白いラインが入っているのが特徴です。
ただし、生まれたばかりの時は3本の白いラインが入っており、成長と共に2本⇒1本と変化していく。
③カクレクマノミ
ニモのモデルとなったクマノミ。一般的には最も人気があると言われているクマノミ。
体に『3本』の白いラインが入っているのが特徴である。
④ハナビラクマノミ
頭部に『1本』・背中に『1本』の白いラインが入っているのが特徴。
性格はおとなしく、時々①クマノミと共存しているのを見ます。
⑤セジロクマノミ
個人的に、沖縄本島ではトウアカクマノミの次に珍しいクマノミです。
背中にのみ『1本』白いラインが入っています。
⑥トウアカクマノミ
日本では沖縄のみで見ることができるクマノミです。
沖縄でも限られたポイントでしか見ることができないので、見つけたらラッキーです。
体の真ん中あたりに白斑があるのが特徴です。
すべてのクマノミに共通する特徴
クマノミはクマノミ亜科に分類されます。
クマノミ亜科は、生まれたときはみんなオスとして生まれてきます。
そして、同じ群れの中で一番大きなオスがメスに性転換します。
その後、群れの中で2番目に大きなオスと繁殖を行います。
とても不思議な特徴ですね!